今回は《連載》をいったん休み、以前質問を受けていたものに回答します。
同じように悩んでいる人がいるかもしれませんので参考にして下さい。
私の意見はどこの宗教・宗派にも属さない、単純な霊的側面から見た意見です。
ご自身の信仰する考えを信じるならばそれを実行して下さい。
仏霊は先祖や歴史上の人物です。
神霊は人間として存在していない霊です。
この異なる次元の霊を一緒にお祭りするのはお薦めできません。
そもそも、手を合わせる対象も目的もまったく異なりますので、一緒に手を合わせる事は出来ません。
特に神霊、神社の御札を通して繋がる自然霊などは人情を持ち合わせておりません。
神霊に近づく時、神霊界に一歩足を踏み入れる時には、友愛の気持ちを持ちながらも礼儀を忘れずに真摯な気持ちで向き合う必要があります。
仏霊に対して手を合わせる時には、生前のお付き合いの通り接すれば結構です。
肉体を離れたからと言って、人格が変わる訳でも、霊格が変わる(いきなり神様になる)事はありません。
死後間際の人格そのままです。
父ちゃんは父ちゃんだし、ばあちゃんはばあちゃんのままにあなたの人生を見聞きし、想いを馳せています。
気軽に話しかけて下さい。
神霊は森羅万象の集合体、大霊です。
俗世界から離れたばかりの人霊と同等に扱う事は大変失礼な事です。
神霊はご自宅一番の一等地にお供えして下さい。
そして神棚と仏壇は同じ場所、同じ方向に置かない様にしましょう。
つまり、手を合わせた時にどっちに向かって手を合わせているのか明確に分かる様に分けましょう。
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