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宿命と運命②

運命とは日々刻々と変化していく人生の事です。
宿命の様に何一つ決まっていません。

運命を決めている要素は大きく3つです。
①カルマ
②ダルマ
③思念

今回は①カルマについて説明します。

前回説明した様に宿命を変える事は出来ませんが、運命というのは今の自分が正しく生きているのか否かを確かめながら生きていける様に配慮された仕組みです。
私たちは人間として生まれて終わるだけの存在ではありません。
霊魂として、人生よりもリアルな生活をしています。
本来、素の状態で生活している時は「霊」として存在しています。
肉体を使って生きる時(人生)は「魂」として生活します。言い方を変えれば「魂」を使って生活をします。
これは霊魂の原理・本質ですので書籍でしっかり理解してください。

その様に状態を変えながら、新しい経験をしながら霊格の向上を目指しているのです。
霊として生きている時と肉体を使って生きている時、その状態を変えた瞬間を「生死」と分けていますが、そのどちらも実は本質的に何も変わっていないのです。

職場にいるあなたと、帰宅した後のあなたは状態は変化していても本質的には何一つ変わっていないのと同じです。
人間の言う「生死」とは、それぐらいの変化でしかありません。

(話が反れましたので本題に戻します)

その状態を変える度に「前世」というものが増えていくわけです。
前世での行いには、魂を向上させる経験もあったでしょうし、逆に魂を汚してしまう経験もあったでしょう。
マイナスの経験(カルマ)は、もちろん自分自身で清算していきます。
前世で清算しきれなかったカルマは、次の人生、つまり今のあなたの人生でも清算をしなければなりません。
もし今世でも清算しきれなかったら来世まで引き継いでいきます。
今、正しく生きていても波乱の多い人生を歩んでいる人は、前世から引き継いできたカルマの清算を今しているのかもしれません。

この前世、今世、来世へと継続している清算を「カルマ」と言っているのです。

次は②ダルマについて説明します。

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