焦りすぎ、急ぎすぎ

人はものごとの判断がせっかちです。

自分にとって幸か不幸か、損か得か、その判断を急ぎ過ぎます。

結果を急ぎすぎるがゆえに、せっかく最短で進んでいる幸せの道を、自ら遠回りの道へ逸れて行ってしまう人が多くいます。

急ぎすぎるからです。

ものごとを一つ一つ分けて考えてはいけません。

人生の偶然も必然も他人も身内も失敗も成功も、そのすべてが複雑に絡み合いながら、すべての結果が次の原因となり、その原因が次の結果になっていくのです。

焦らず、急がず、じっくりと、目の前で繰り広げられる自分の人生を、ミュージカルでも鑑賞するように楽しんでいきたいものです。