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自分には、霊感も、インスピレーションもないという人

自分は、霊的な感性はまったくありません。
という声を多く聞きます。
そういう人は、霊を見たいとまでは言わずとも、守護霊の存在を感じたい。インスピレーションを感じたい。と思っています。
たしかに、実感できる証があればもっと強く霊的価値観をもって生きていけると思うのは理解できます。

人には、霊的感性を持っている人と、持っていない人がいるわけではありません。
人はそもそも肉体を持たない霊的存在ですので、霊的感性を持たない人はいません。
あなたも霊的インスピレーションをもらっています。そしてそれをちゃんと認識しています。

誰にでも感じられるインスピレーションの一つは「興味」です。
その興味は、あなたに新しい経験を促す霊からのメッセージです。
興味なら誰にでもありますね。それがあなたの霊的感性、霊的インスピレーションです。

「なんだ、そんなことか。つまらないな。」と思った人もいるのでは。
霊的というと、もっと奇跡的な、幻想的な、神秘的な出来事を期待する人もいるでしょう。
実は、その意識がすでに物質的価値観で霊を見ようとしているのです。
つまり、「目の前に聖母マリアが現れ、両手を広げ優しく抱きしめて欲しい」というような期待をしているとします。
これはすべて肉体を使って霊現象を見ようとしていますね。ここに無理が生じてしまうのです。
霊を見るには、霊の目で、つまり魂で見よう(感じようと)としなければなりません。

神秘体験を売りにしているサークルもあるでしょう。
そういう場所で、集団で行う時には、平常心どころか一種の興奮状態になります。

そういう波長では、まず間違いなく低級霊がわんさか集ってくるでしょうね。

本当に神聖な霊的現象というのは、静かな森の中に一瞬吹き抜ける風のようなものです。
静かに平常心で耳を傾けなければ聞くことが出来ない繊細なものです。
神秘体験を「期待」している時点で平常心ではありませんので、繊細な風の音を聞くことは難しくなります。
睡眠前の5分でもいいので、心静かに、自分の中に霊的エネルギーが入り込んでくるイメージを持ちながら眠りについてください。
自分の意識の中に意識を向けていくことが霊的インスピレーションを磨く訓練になります。

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