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世論の風潮

「保育園落ちた日本死ね」というブログに火がつき話題となりました。

国の育児対策には大きな問題があります。
政治家は少子化問題を訴えていながらまだまだ対策が進んでいません。
必要があるかないか分からない様な建物には数千億もつぎ込むのに、なぜ日本の未来を担う子供の育成にはお金を使わないのか?
先進国の中でも教育にかける国の予算は極端に少ない。
もっと本気で取り組んで欲しい。

しかし、今日取り上げたいのは別にあります。

「保育園落ちた日本死ね」という言葉に対して、政治家はじめ、世論がそのまま乗っかってしまっている事です。

「こんな激しい言葉になるほど大変なのだ」という解釈がなされ、この言葉を投げた人を英雄に持ち上げる世論もあるようです。

私は危機感を覚えます。
「怖いな」と思います。
トランプ氏の人気も同じ側面があります。
世論がより激しい訴え、分りやすい感情論に流され、傾く風潮は決してよくありません。

歴史から学べば、そういう世論になった末の結末は決まって弱肉強食の争いが始まります。

私も保育園不足問題、少子化対策は国の最も力を入れなければならない課題だと思っていますが、それを訴える時、責める時にも感情に任せてはいけません。
理性的に怒らなければならないのです。
感情に支配されては、もう自分が自分では無くなってしまいます。
魂の神我は「理性」です。

「匿名」だから、という事もあったでしょうが、自分の意見には責任を持たなければなりません。

今回の問題とは少し違いますが、例えば何かを批判する時には自分の存在を明かさなければ50:50と言えません。

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