香港紙アップルデイリー、最終号を発行 抵抗し続けた民主派新聞の終わり

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2021年6月24日
香港で言論の自由が
消滅しました。

 

私たちが戦い続けるのは、勝てると思っているからではない。
権力に屈せずに人としての尊厳を求める信念に従うからだ。

これは中国当局に逮捕収監されたりんご日報代表の言葉です。

胸に刺さります。
日本企業が最も多く進出している、すぐ隣の香港で起こっている現実です。

この事については本音で語らなければなりませんがブログで語れるほど楽観的な問題ではありません。
香港人の多くの人たちの無念に心を寄せましょう。
彼らは今、街角で自分の意見も言えずに沈黙しています。

(以下、ニュース記事を抜粋)

「雨の中のつらい別れ」。
香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)は24日、最後の新聞を発行して26年の歴史に幕を閉じた。
通常の10倍以上となる100万部を印刷。繁華街の販売店には未明から同紙を買い求める市民が長い列をつくり、廃刊を惜しんだ。

早朝から買い求める人が相次ぎ、コンビニエンスストアでは売り切れが続出した。
20代の女性は「政府は香港を単なる中国の一都市にしようとしている。
創刊以来の読者という40代の主婦は「香港人の声を代弁する唯一の新聞だった」と話した。

中国共産党政権への厳しい批判姿勢を貫いてきた香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)は、24日付の新聞を最後に発行を停止した。
「一国二制度」下にある香港で「言論の自由」の象徴的存在となってきた同紙の廃刊を惜しみ、新聞スタンドには新聞を買い求める客が長蛇の列をなした。

24日付は、1995年の創刊以来最多の100万部を発行した。
1面では、読者から届いた「私たちは蘋果(リンゴ)を支持する」の声を見出しに取り、雨の中、本社前に駆けつけた支援者らの写真を掲載した。
「香港人への告別」と題した社説は「報道の自由は暴政の犠牲となった」と主張し、「永遠に香港を愛する」と読者への感謝も伝えた。

九竜半島の繁華街にある新聞スタンドには、午前1時頃に刷り上がったばかりの新聞が届き、未明の段階で少なくとも1000人が行列した。


美容師の男性(43)は「当局の締め付けが厳しく、唯一できることは最後の新聞を買うことくらいだ。香港人の自由や自治を求める声を抑えつけることはできないと示したい」と話していた。

一部では、2019年の抗議運動で頻繁に掲げられた「光復香港 時代革命」(香港を取り戻せ 我らの時代の革命だ)のスローガンを叫ぶ人もみられた。

蘋果日報は国家安全維持法(国安法)違反容疑で編集長らが逮捕されたうえ、
関連3社の資産凍結で運営資金を絶たれ、廃刊に追い込まれた。
電子版も日付が変わる時点で停止した。

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