少女誘拐事件

中学生の女性が２年もの長い間誘拐されていました。
本当に痛ましい事件です。
女性は助かった訳ですが、この２年間のトラウマは一生消える事は無いでしょう。
彼女の１日も早い心の回復を心から願います。

この事件から、私たちが学ぶべき事はあります。

この容疑者を作り上げた要因は「自尊心の欠如」だと私は考えています。
自尊心が育まれる思春期に、彼は親から認められる喜びを経験した事が無かったのではないかと思います。

自分の存在価値を実感する事なく生きて来たのです。
それが今回の事件の根本的なきっかけになったのだと思います。
性的な目的だけではなく「支配」する事が最大の目的です。
それは自分の存在を実感する為に取った方法だという事です。

子育て中の人が今回の事件から学ぶ事は、子供を１人の人間として認め、褒め、その存在に価値がある事を示してあげる事です。
人に認められた人間は、他人の存在も認められる様になります。