上司から人格否定されたり、過剰な言葉でのイビリなど日常的に行われており、精神的に参っているようです。なぜそこまでされているのか本人にも原因が分からずにいます。退職したい気持ちもあるようですが、このような場合でも「退職=逃げる」また同じ環境の職場に繋がるという風になってしまうのでしょうか?
まずは彼にも「逃げ」と「卒業」の法則をしっかりと教えてあげたいですね。
逃げはまた同じ事を繰り返し、卒業は次の新しいステップへ進むという法則ですね。
逃げの定義は、まだやるべき事、やれる事が残っているのに感情論でその場から離れるという事です。
卒業の定義は、自分で考えられるやれる事はすべてやった上で、もうこれ以上やれる事はない場合、もしくは、もうこれ以上自分では耐えられない所まで努力した上でその場を離れるという事です。
もう一つ彼に必要なのは「なぜそうなっているのか」を確認する事です。
その上司に直接聞く事が大切です。
これは「半径1メートル」の教訓の実践です。
「自分に至らない点があれば改善したいと思うので、なぜ自分に(普段やられている事)をするのか教えて下さい。」
このように学ぶ姿勢で聞かれたら良いと思います。
その上で、自分に落ち度があると思えば改善するように努力すればいいでしょうし、その答えが理不尽なものであれば退職も含め改めて考えたらいいと思います。
いずれにしても第三者に相談しながら考えるべきです。
力になってあげて下さい。
もっと強い前向きな気持ちをもたなければいけないと思っていますが…そのような時は、どのようにしたらよろしいのでしょうか?
今はまだまだ学びの時期なのは解っているのですが、辛いと感じてしまいます。 ノートに嬉しかったことや考え、どのようにしたら良いのかなどを書き出したりもしています。それでも、このような気持ちになってしまう場合の対処が解らずにいます。
不安や恐怖があって悪いのではありません。それに支配される事が悪い事です。
その感情が出てくる事を拒否する必要はありませんが、その後にすぐ気持ちの切り替えをすればいいのです。
友達とおしゃべりをしたり、美味しいものを食べたり、散歩したり、その方法は何でもいいですので気分転換をする事が大切です。
気分転換が出来た瞬間に、それまでの不安や恐怖の支配から逃れた証拠です。
それが一時であってもいいのです。
またそれを繰り返せば問題ありません。支配され続けなければいずれそのマイナスの感情も薄れていきます。
マイナスの感情を自分自身でコントロール出来るという自信がついて来るからです。
不安や恐怖があるから弱い人間なのではありません。
それは時に自分を守る大事なものでもあります。
目の前の出来事、感情にその都度一つ一つ向き合っていけば良いのではないでしょうか。