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心と頭、魂と思考が一致していないという方に「一本のゴム」と説きまして

ご質問にもありましたので、ブログと合わせてお答えします。

霊的真理を学び始め、徐々に霊的知識への理解が進むと必ず訪れるのが「心と思考の不一致」です。
もっと分かりやすく言えば「理想と現実」とでも言いましょうか。

「魂の成長は一本のゴム」と例えれば分かりやすいです。

魂を一本のゴムと例え、その魂が成長しようと背伸びをします。
ゴムですから伸びて少し先に進みます。
その反対側のゴムはまだ元の場所にいます。
そのゴムが伸びきった時、後ろのゴムは先に進んだゴムに引っ張られて引き寄せられ元の状態に戻りますが、その時にはゴムの場所は一歩先へと進んでいます。

この過程で、先に進みたい魂と、住み慣れた元の場所でゆっくりしたい魂との間で綱引き状態が続くのです。
ここで大事なポイントは、魂は一個の個体ではないという事です。
伸び縮みする軟体だと思えばいいのです。

自分が成長したと思っていても、すぐに未熟な自分に戻ってします。
そんな時このゴム理論が分からない人は、「自分はだめだ、すぐに未熟に戻ってしまう。やっぱり自分はこのままでいいや。」と、成長しようとする自分を諦めてしまいます。

しかしそれは違いますね。

成長の自分がいる事も事実、でもそのゴムの反対側はまだ未熟なままなのです。
綱引きの最後に未熟な自分も成長した自分に引っ張られて正真正銘の成長した自分に落ち着くのです。
綱引きの間はどちらも混在するという事です。
人によってその期間は様々でしょう。

だから未熟な自分が見え隠れしても、それを否定する必要もなく、恥ずかしいと思う必要もありません。

未熟な自分が見えたという事は、その反対側の、成長したい自分が一生懸命背伸びをしてゴムを伸ばしているのだと思って下さい。

まるで、精一杯に背伸びをし天高く手を伸ばす子供のように、あなたは今、善霊界の光の中に手を伸ばしているのです。

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