銃社会の実態

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2020年11月3日、アメリカ合衆国大統領選挙が実施される予定です。
これだけ露骨に分断と偏見、自己愛を全面に打ち出してきたトランプ大統領を支持する人が多いのは何故か?
トランプ不支持のアメリカ国民もそれが不思議だと思っています。
多民族、多宗教国家として自由を世界に示し世界一の発展を遂げた偉大な国、アメリカの未来が問われます。

アメリカ最大の支持基盤の一つは「NRA」全米ライフル協会です。

トランプはもっと銃を持て!と声高らかに言っています。
世界では銃規制を強化する傾向にあるが、トランプは学校の教員にも銃を携帯させ、全米の学校に銃を常備させようとしています。
その理由は簡単です。
莫大な人数の支持を取り込めるからです。そして、NRAからの莫大な資金が入るからです。
強大な力を持った組織です。NRAに歯向かった政治家は確実に姿を消します。命すら保証出来ません。

トランプは、銃による殺人事件を精神病者による事件だと言います。
そして、精神病を昔のような閉鎖病棟に戻し患者を隔離せよと言っています。
日本でも過去には、患者を24時間拘束し、完全に自由を奪う隔離を行っていましたが、あまりに人間の尊厳が尊重されていないということで尊厳を守る治療に変わっていきました。
精神病者がいるから銃犯罪が増えているというトランプの理論はまったくの間違いです。

日本に銃犯罪がほとんど起きないのは、銃規制が厳しいからです。
手に入れることも簡単ではありませんが、何よりも銃を使った犯罪の罪がけた違いに重いから犯罪者も躊躇するのです。
アメリカの手本になる国としてはオーストラリアが一番いいでしょう。
以前はアメリカと同じ銃社会でしたが、銃犯罪が増加したのを受けて、国を挙げて銃規制を最大に強化しました。
その結果どうなったか?
10年で銃犯罪は59%減少しました。そして自殺も65%減少したのです。

トランプが求めているのは、平和ではなく「権力と金」を手にすることです。
2020年11月、アメリカの未来を見てみましょう。それは日本の未来でもあるからです。

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