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心のピント合わせ

人生は苦が少ないから幸せで、苦が多いから不幸という訳ではありません。

人から見て幸せそうに見える人、自分で幸せだと思っている人にも、実は大きな病気を患っている人、生活が苦しい人は多くいます。

自分が日陰にいる時は 少し先の日向を見て希望を持って歩き、日向にいる時は その後ろには日陰もある事を忘れずに 浮かれず謙虚に歩く。
そういう生き方をする人は安定感があります。

人生が好調な時は、視野をずっと遠くに定め、未来の為にどんどん挑戦していけばいいと思います。
つまりピントをマクロ(遠く)に合わせるのです。

逆に人生の苦境にある時は、未来どころか来月の事すら考える余裕もないはずです。
今はそれでいいので、目先の出来事だけに視野を狭める必要があります。
ピントはぐっと絞ってミクロ(近く)に合わせます。

この様に、心というのはカメラのレンズの様に合わせ方で見えるもの、感じ方が大きく変わるものです。
遠くにピントが合っている時は、足元の細かいものは見えなくなります。
近くにピントが合っている時は、遠くはボヤけて見えなくなります。

何でも視界(意識)に入るものを見るのではなく、心のピント合わせを上手に切り替え必要なものにピントを合わせ、必要の無いものは視界から消してしまう事も必要です。

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