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最高裁の人間味に安堵

認知症の女性が電車と衝突した事故について。
JR東海は家族に対して損害賠償を求めて訴訟を起こしていた。
確か700万円だったと思います。

認知症の徘徊を一般家庭の介護で100%防ぐ事は不可能です。
しかし、経済力が無ければやむ無く自宅介護を選ぶしかありません。

どこの分析データか記憶してませんが、五人に一人が認知症になるという日本でこの問題は他人事ではありません。

最高裁が家族への賠償義務を却下したのは、現実的な、そして人間味ある判断だと思います。
しかし今後の事を考えれば、介護に対してもっともっと国が保証を拡大するべきです。
経済力で左右される介護事情、教育事情では豊かな国は作れません。

不景気だという日本にも、政治家が使えるお金(特別会計)はまだまだ沢山あります。
赤字だ赤字だと言っているのは一般会計(約30兆円)の事です。
ちなみに一般会計と特別会計は同じくらいの額が用意されているのです。

弱者に最も優しい国になったら、日本は再び世界中から尊敬される誇りある国になる事でしょう。
そうしたら、日本人はどれだけ我が国に誇りを持って生きていける事か…

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