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延命治療

現在イギリスでは幼児の延命について議論されています。

両親は延命を望んでいましたが、ホスピス側の弁護団は延命装置を外す事が妥当という裁判を行っていました。

医療団がこれ以上の治療効果の見通しは無しと判断されましたので、いずれは延命装置を外す決断をしなければなりませんが、両親はもう少し我が子と時間を過ごしたかったのでしょう。

 

延命治療については様々な議論がありますが、霊的真理に照らして考えた場合これはどう捉えるでしょうか。

 

自力で生命を維持出来なくなった段階で天国へ帰る準備が出来ています。

準備、と書いたのは、死とは本人だけの出来事ではないからです。

それを見送る家族の気持、状況、学び、考える時間、気持を整理する時間が必要とする場合は総合的なバランス、配慮を加味したタイミングで死を迎える様に配慮されるからです。

多少の前後があるという事です。

 

いつまでも誰かの死を迎え入れられないというのは、その人の死自体を受け入れられないのではなく、残された後の自分の状況を受け入れられないのです。

 

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