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「知識を智慧に変え、生きる力に変える」

損得勘定や自分の好みなど物質的に価値のある事ばかりに囚われず、物理的には見えないものや現実的に見返りの無いものを大切にする事を霊的価値観で生きると言います。

仕事を単なる金の為の業務と考えれば、それは物質的価値観で仕事をする事です。
こういう人は、決められた事、必要最小限の業務さえこなしていれば良しと考えます。
まだ出来る事があっても、時間があっても、余力があっても必要以上の仕事をするという事は無駄な努力と感じます。もっと言えば損をする気になる訳です。

霊的価値観を持っている人は、仕事は義務ではなく「使命」と考える事が出来ます。
そういう人は、自分の範囲外の仕事であっても余力があれば率先して手を貸します。
誰かが困っていれば、または会社やお客様の為になると思えば喜んで仕事を手伝います。

これは自分の人生においても同じ現象が起きます。
物質的価値観で生きる人の人生はなんとも味気ないものです。
何においても興味の対象は「自分」しかありません。
こういう人は幽界から低級霊を引き寄せます。

霊的価値観で生きる人の人生はとても豊かです。
自分の人生をいつでも誰かの役立てようとするので、結果その人の廻りには愛と親切と寛容の輪が広がって行きます。
損得、見返りを考えずに行動するその行為は霊界から善霊を引き寄せます。
このような人は、もう、一人(個)の人間ではありません。多くの善霊たちと一体となった「神人」となります。
それがその人の魅力、雰囲気、オーラをつくるのです。

霊的価値観を深く理解し、さらに強化する為には「知識」と「実践」が必要です。
頭で覚えても実践が伴っていなければ意味がありません。
泳ぎ方を本で覚えただけのカナヅチです。

「知識を智慧に変え、生きる力に変える」

学び、やってみる、そしてまた学ぶ。
私が推奨している自然農業は神の摂理に触れる行為です。
植物を育てる行為も同様です。
食生活をコントロールする事は魂の入れ物である肉体を健全に保つ行為です。ひいては魂を健全に保つ事と同じです。
奉仕の実践は霊性を磨く行為です。

知っているとやっているは違います。
人間は知っているとやっている「気」になるものです。
何をどれくらいやっているのか、客観的に内観してみる事が大切です。

『人生は死後に始まる生活の準備』

準備出来る時間は長いようでとても短いものです。
気が付いた時にはもう終わっていた…
とならないように、今日一日一日を大切にしていきましょう。
死後、その瞬間に本当の生活が始まります。

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