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Q&A『家の処分などについて』

今日のQ&Aはブログで取り上げます。


いつも配信ありがとうございます。
私は実家で一人暮らしをしています。最近の自然災害や先のことも考えて、不要な物は処分して、1人には大きすぎる小屋を壊して更地にしようと考えています。
家を建てるときは地鎮祭をしますが、壊すときにもやっておくべきことはありますか?
小屋は曽祖父時代からあり、昔は住居として使っていたし、大工だった祖父が作ったのもあります。
毎日仏壇に手を合わせるときに今の自分の気持ちを伝えていますが、先祖たちの「想い」みたいなものに対してやるべきことはありますか?
よろしくお願いします。


建物を建てる時の地鎮祭はとても大切です。
リフォームや立替えであればそれほど気にしなくてもいいでしょうが、初めて生活を始める土地での建設時は必須事項だと思って下さい。
相談者はここはしっかりお分かりですね。

建物を壊し更地にする時に行う儀式としては「解体清祓(かいたいきよばらい)」というものがあります。
地鎮祭はこれからお世話になることへのご挨拶、解体清祓はこれまでの感謝です。
ただし、更地にして引っ越すわけではないようなので必要ないと思います。
家を建てた先祖に対しての「報告と感謝」で十分でしょう。

ただし、礼を尽くす事にやり過ぎて悪い事はありませんので、ご自身の気持ちが納得するのであれば氏神神社の神主に依頼し解体清祓を行ってもいいでしょう。
お祭りというのは、あくまで神様(厳密には神様ではなく自然霊ですが)に対して行う礼儀であり、物質(人間、建物など)に対して行うものではありませんので参考にして下さい。

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