職場内の不倫に対して、どうしても気になって仕方がないという女性から質問がありました。
いろんな葛藤があるようですが、そんな自分がダメなのか、とも思う時があるようです。
これについて、今日は前編・後編に分けて答えます。
少し深く説きますので、霊的真理の理解がまだ浅い方に誤解が生じないように、後編は有料会員のみメルマガで配信したいと思います。
この不倫については、様々な角度から真理を説くことができます。
あらゆる角度から説けるがゆえに、どこに焦点を合わせようか少し迷っています。
この時点で実は何度も記事を削除し書き直しています。素直に真理を説けばけっこう厳しい現実を書くことになってしまいますので、一歩手前のレベルで説かなければならないと思案中です。
さて、それでは不倫について。
このテーマは、ドキッとしている読者も多いのではないでしょうか?
最初に言っておきますと、不倫は賛成できませんが、不倫をする人自身の尊厳を否定はしません。
人それぞれが成長過程にあるという大前提がありますので、今がどうであれ、必ず未来は成長していくのですから過ちも正されていきます。
子供の成長を見守る親の心境です。
自分の良心が痛みながらも不倫がやめられない人へ。
そんな人はチャンスです。
本当に幸せになるチャンス、心から愛に満たされるチャンスです。
それは良心が発動しているからです。良心とは神霊(高次元の善霊たち)のエネルギーです。あなたには神霊のエネルギーがちゃんと届いている証拠です。
勇気をもって自分の良心に従って行動してください。いろいろ出てくる自分の感情は無視して結構です。
必ず良い結果(未来)になります。
残念ながら、まだ良心の呵責-かしゃく-がないという人。
仕方がないですね。それが起きない限り不倫をやめる理由などありませんからね。
状況が変わるまで、もうしばらく、お楽しみを。
というと勘違いされますかね。不倫を推奨、養護しているのではありません。仕方がないだけです。馬を水辺には連れて行くことは出来ても無理やり飲ませることは出来ないだけです。
まあ、いずれ、自分の中に変化が起きるか、変化せざるを得ない状況になって気が付くか、その時を待つしかありません。
不倫に本当の愛はありません。これに反論したい人もいるでしょうね。
本当の愛とは大我の愛、そして高我の愛です。
これは自分への見返りは必要としていない愛(行為)です。
自分を満たす為の愛は小我です。自分が満たされたいから相手に尽くすというのが行動の根底にあるものです。
本当に相手を愛している場合、相手の幸せを望んでいる場合、相手のすべてを愛します。
相手の奥さんや旦那さん、家族もです。
相手は好きだけど、その家族はどうでもいい。としたら、それは愛ではありません。相手はあなたを満たすための道具です。
少し厳しいですか?でも、それが愛の真実です。
男性の不倫と、女性の不倫では、その目的と質は少し違います。
男性の場合、その行為の多くは自尊心を保つ為の道具となります。征服欲の場合もあります。
女性の場合、愛されている実感を得る為の道具となります。寂しさを埋める為です。
性欲を満たす為の不倫の場合、そこには必ず色情霊(憑依霊の中でも性欲に取り憑かれた低級霊)が一緒になって性行為に及んでいます。二人だけの秘密ではないのです。
いずれにしても、お互いが自分の目的を叶えてくれる相手だから、当然特別な存在ではありますが、お互いの目的が達成されなくなれば簡単に冷めてしまう「持ちつ持たれつ」の契約みたいなものです。
これを霊的には「肉体の縁」と言います。
「魂の縁」で結ばれた同志は、どんな困難があってもその縁が切れることはありません。
最後に一つ捕捉しておきましょう。不倫にも「魂の繋がり」はあります。
いくつかの恋愛や結婚生活を経験した後に出逢う想定を取ってきている場合です。
出逢いと別れが、状況によっては一時期ダブってしまうこともあるかもしれません。その一時期は世間から見れば不倫です。
しかし、この場合はそう長くは両方の関係が続くことはないでしょう。
さて、ここらへんで終わりにしますが、不倫は本当の愛ではないことが分かれば、それが自分の未来を幸せにするものではないことが分かります。
時間は有限です。
若さは宝です。
貴重な時間を有効期限付きの一時の欲の達成に使うのではなく、永遠の自分の未来の為に有意義に使うべきです。
(後編はメルマガで配信します)
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