杉原千畝さんの生涯を描いた実話が映画化されました。
唐沢寿明さんがその役を務めています。
実は映画化になる事は知らずに、杉原さんの事をもう一度勉強してみたいと昨年より気になっており、本を探そうと思っていました。
なんといいタイミング。
さっそく見に行ってきました。
同じ日本人として、いや、人としての誇りですね。
外務省というお上には絶対逆らえない立場でありながら、しかも第二次戦時中という最中に、人としての生き方を貫いた人生でした。
ユダヤ人百数十万人が虐殺される中、その命を助ける為にビザを発券し国外避難を助けるという人生でした。
しかしヒトラー率いるドイツ軍と亡命を組む日本国は、ユダヤ人救命の許可を出しません。
行き場を無くし死を待つだけのユダヤ人を前に、自らの子供家族と同じ「人間」だという思いを抱き自らの独断でビザの発給に踏み出します。
国外退去を命じられた二週間の間に発給したビザの数は2000枚を越えた。
そして今日現在、救われたその命は4万人の家族になっている。
授業で学び覚えている人も多いと思いますが、改めて今一度「人間らしい生き方」を見直してみるいい機会になると思う。
現在日本政府は、自称イスラム国の危機から避難する難民の受け入れと支援は具体的に行っていない。
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