この大雨により想定を超える被害が出ています。
亡くなられた方、そのご家族の方には心からお悔やみを申し上げます。
何か力になりたいというボランティアが徐々に集まってきているようです。
その気持ちと行動力はとても素晴らしいものです。
そんなボランティアの人の中には逆に被災地の人達に迷惑をかけてしまう人もいます。
悪意があって迷惑をかけているのではありませんが、とても迷惑な人だという事に変わりはありません。
ボランティアに関わる方は次の事に気を付けて下さい。
①誰の為に行くのか。
②何をしに行くのか。
単純な事ですが、この二点を分からずに参加する一部のボランティアによってどの災害時にも困惑させられる被災者が必ずいるものです。
①自分がやりたい活動だけをやりたがる。自分が嫌な活動は断る。こんな人が必ずいるものです。
「トイレ掃除は嫌だ」、「泥そうじは嫌だ」、「濡れる仕事は嫌だ」、「日に焼ける仕事は嫌だ」。
一体誰の為に行っているのか?
ボランティアに行ったという自己満足の為に参加するボランティアが逆に現場を混乱させてしまいます。
②被災地というのは、そこには死人がでているのです。大切な家族を亡くした家族がいるのです。
人への配慮が出来ないボランティアは逆に被災者家族を悲しい気持ちにさせてしまいます。
「さあ、張り切ってボランティアするぞ~!おお~!」みたいなテンションで毎日動き回られたらどうですか?
うざい以外の何者でもありません。
人の為のはずが実は「自分の感情を満たす為」にならないように、感情的に行動するのではなく、非日常な時だからこそ理性的に、冷静に行動しなくてはなりません。
ボランティアの鉄則です。
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