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政府は基本方針を発表。「重症化するまで、様子を見て下さい。」

やっと政府の基本方針が出てきました。
各国の代表が国民を守るための基本方針を発表する中、未だに日本の総理は何一つ正式発表をしていません。各自が選んだかどうかは別として、現実として私たちのリーダーである姿勢には残念でなりません。
余計なことを言って後で責められるネタを作りたくない気持ちなのでしょうか。

それでもまずは政府の基本方針が発表されたことに期待しながらその内容を注視しました。
しかし、期待したがゆえに、さらに失望感が増してしまいました。
内容は次の通りです。

『重症者のみ検査します。軽症者は検査対象にはしないので自宅で自粛してください』
つまり重症化するまで様子を見て下さい。という事です。

重症者を出さない為に、出来るだけ早く検査して、早期の対処をするのが医療の責務ではないのか?
疑いの段階で検査をするからこそ、明確な行動規制をかけることができ、次の感染を防ぐのではないのか?
民間の検査機関を使えば意図も簡単に検査は出来ます。
なぜ検査をそんなに渋るのか?

考えられる意図は、オリンピック開催に向け感染者数をできるだけ少なく見せたい。
もしくは○○を迎えたい安倍政権が○○からの渡航規制をかけなければならなくなった場合、その夢が実現できなくなる。
あとは何があるか?
民間検査機関を保険適合で導入した場合、この後、厚生省主導の医療コントロールが効かない機関を増やしたくない。
あとは何か?
私にも想像がつかない政治的な意図があるような気もします。

現状を言えば、検査自体は簡単に受けられます。その数も十分なキャパがあります。政府が許可を出さないだけです。
現場の医師が必要だと判断した患者の検査が受けられず、正しい処置や治療が受けられないという現状は、医療破綻としか言えません。
先進医療国、心の国、日本において残念でなりません。

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