ブログ一覧

選手不在のオリンピック協議。そして多くの人が知らないIOCとは?

最初に言いますが、私はこの時期のオリンピック開催は反対です。

オリンピック開催について、なぜここまでこの時期での開催に執着するのか、
その真意、いろいろ書きたいですがそれは会員向けの配信のみにしておきます。

いろいろ案が出ていますね。
無観客、そして運営と競技関係者、医療従事者のみ、
それでも数万人になりますよ。
だいいち、選手村に1万人規模の医療従事者を派遣すると言っていますが、どこにいるのよ?その人たち。
今、医療現場ではまったく人が足りずにSOSが至る所から出ています。それが今の現実です。
あと半年ですべてが解決するとは到底思えません。やれるならすでにこの1年でどうにかなっています。

そこに感染力数倍の変異ウイルスがすでに感染拡大している国々を含め、世界中から人を日本国内に入れ、その人たちは隔離された選手村と競技場内に数週間、数か月共同生活をさせる事になります。
その前に、本当にすべての人に検査とワクチン、そして2週間の隔離が徹底できるのか?
今、日本人ですら緊急搬送もたらい回しの状態で、一体どこに?

まてまて。
そもそも、未だ選手の選考すら出来ていないのでは?今現在4割強がまだのはずですね。
その選考についても試合が出来ないので、これまでの成績で決めるとか。
そうなると、国の事情や選手のキャリアによって大きな不公平が生じます。

挙げたらキリがない数々の矛盾やリスクを追ってまでこの時期に開催する意図は、相当大きなものでなければこれほど執念に近い開催目標は掲げられません。
取り上げる全メディアが開催を前提にした話しかしていません。
開催に反対する人はメディアにはもう呼ばれません。
当然です。
すでに莫大なお金を出しているスポンサーがテレビ局の最大のスポンサーですから。
お上に反論する人間はメディアから消えます。

簡単な話、お金の事だけを考えなければ、誰もが延期に賛成します。
選手の命、関係者の命、そして日本国内の新たな感染拡大、イコール長期化する経済打撃、これほどのリスクを推し進めいったい誰が責任を負うのか。
それを考えれば、延期によって日本で開催出来なくなったとしても仕方がありません。
お金は損しますが、もともと無かったと思えば何も無いのと同じです。
物質に支配されていない人はそう思えるのです。

オリンピックの話を聞くたびに、その裏にあるドロドロとしたが私の頭を締め付けるような思いです。
今日は最後にこれだけ言っておきます。

IOC(国際オリンピック委員会)を多くの人が誤解しています。
ここを国際的機関のように勘違いしていますが、ここは営利を目的にしたただの民間企業ですからね。
オリンピックの放映権や宣伝を商品として販売し手数料で稼ぐ会社です。
別に稼ぐ事を悪いと言っているのではなく、
中立の立場にたった、人権問題に力を入れる国際機関と思っていませんか?
大きな間違いです。
IOC自体が過去に何度も人権問題に抵触する不祥事を起こしています。
とても人種差別意識の強い組織ですよ。
今回の森発言にコメントしていましたが、IOCの組織がどういう組織か知っている人は、「どの口が言ってるんだ?」と呆れています。
よく組織を知っている人は、「あそこはスポンサーの意見で躊躇なくコロコロ手の平を返す所ですから珍しくもありません。」とも言っています。
まさに一筋縄ではいかない曲者(くせもの)です。

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事一覧

PAGE TOP
ログイン 会員登録について
会員登録について