家族関係

いかに楽しみながら人生を謳歌するか

今週のメッセージ

何でもない事に楽しみを見い出す

今週のメッセージは、
「いかに楽しみながら人生を謳歌するか」というテーマです。

前々回のテーマは、「イエスの生涯からヒントを得て、自分の身近な地域での喜びを見つけなさい」というメッセージでした。
今回いただいたメッセージには、またイエスが出て来ました。そして楽しみ。
前々回と似ていますね。

実は、このメッセージの受け取り方というのは、私があらかじめ作ってある41のメインテーマを指導霊に何枚か選んでもらいその組み合わせによってメッセージを作るというやり方をしています。
この組み合わせは6万通り以上になります。
つまり、一年で約50回ほど発信するメッセージは6万通りの中から選ばれているという事です。
ここ3回の中で同じメッセージが出るという事は、6万分の3の確率ですから物凄い確率なのです。
その中で同じテーマが選ばれるという事は、とても重要なメッセージという事です。

前置きが長くなりましたが、
そんな事も知ってもらったうえで今週のメッセージを受け取って下さい。

イエスは、ほんの一部の理解者を除き、町中の人から変わり者扱いされていました。
変わり者のうちは良かったのですが、そのうちに、変人にされ、要注意人物にされ、最後には悪魔にされ、この世から抹殺されました。
本当に平和に過ごせたのは、極々短い時間だけです。

そんな中でもイエスは心穏やかに暮らす時期がありました。その時イエスは労働を楽しみとして一日を過ごしています。
兄弟に比べイエスは不器用です。何をやっても弟の足手まといにされるほどです。
体は弱く力もありません。それは日々断食を行っていたからという理由もありますが。

一般の人々は仕事が終わればすぐに家路につきます。
しかしイエスは時間で仕事を切り上げる事をしませんでした。
その日の体力が残っているうちは一人残り黙々と仕事を続けました。
自分の仕事がない時は、他人の仕事を率先して手伝いました。

その仕事内容というのは、ハッキリ言って雑用のような仕事がほとんどでした。それでもイエスは労働出来る事自体に喜びを感じていたのです。
なぜ、そのような気持ちを持って労働が出来たのでしょうか。

私たちが見習うべき教訓

❶イエスは人生がいつまでも続かない事を知っていた

当たり前に思うかもしれませんが、
私たちは、明日という日が永遠に続くとどこかで錯覚しています。
明日死ぬという意識をもって今日を過ごす事が出来たら人生の景色がどれ程変わるでしょうか。
今日出逢うその人が、今生の最後の日だとしたら。その最後の日まで人は争うでしょうか。
どれだけ思いやりを持って接する事が出来るでしょうか。

イエスは明確に自分の死期を知っていましたので、目の前の人とあと何回会えるのかすら理解していました。
だから、どんな事でも特別な気持ちを持って行えたのです。
イエスにとって仕事はお金を儲ける為の作業ではなく、仕事を通して誰かの役に立つチャンスとしか捉えていなかったのです。
だからどんな仕事でも構わないのです。賃金がいくらでも構わなかったのです。
労働、つまり誰かの為に働ける事が喜びだったのですね。労働とはビジネスだけではありません。家事も育児もボランティアも誰かの為に自分の時間を使う事すべてが同じ意味で含まれています。

私たちには想像の力があります。
イエスの心にはなれなくても、想像し、それに近づく事は出来ます。
目の前の仕事、家事、子育て、そのあらゆる場面でこのイエスの心境を想像してみましょう。
何でもない事が、いえ、煩わしい事ですら、特別なものと捉える事が出来るはずです。
普段の散歩道でさえ、これで最後だと思えば、涙なしでは歩く事が出来ない特別な道に変わるはずです。

❷イエスはどんな事にも子供のように楽しんだ

イエスは労働する時も、子供と話す時も、羊と戯れる時も、いつでも全力でした。
イエスは一所一所に全力投球でした。
だからこそ、どんな些細な事でも人一倍楽しめたのです。

私たちも経験があるはずです。
将来の事など気にもせず、ただただ夢中で駆け抜けた青春時代。
今思い出してもキラキラと輝いている想い出があるのではないでしょうか。
難しい理由などいらず、ただ純粋に楽しかったはずです。
それは、あの時の出来事が特別だったからでしょうか。いえ、そうではないと思います。特別なら今の方がはるかに多くのものを手にしているはずです。

一所懸命だったからです。
損得や世間体など、そんな事は考えもせず、ただ、一所懸命に生きた時間がいつまでも色あせる事なく輝き続けているのです。

自分の人生は自分で作り上げる物語です。傍観者のようになってはいけません。
イエスのように、たとえ雑用係だとしてもそれが自分に与えられた仕事だと喜びをもって全力で取り組んだように、どんな出来事が目の前に広がっていようと、それが自分の人生です。その中で精一杯生きると決めれば、あなたの人生はあなたのものです。

たとえ恵まれた人生を歩んでいるとしても、人の目を気にし、誰かのマネをし、転ぶ事を怯えながら生きているならば、その人生はあなたのものではありません。いずれすべてを失う時が来ます。

人生を楽しむ方法は、仕事も遊びも雑用も面倒な事も、一所懸命にやる事です。
自分の人生を愛する事です。
想いが込められた分だけ、何でもない事でも愛着がわくものです。

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