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不耕起栽培の畝づくり開始しました

導信村も雪どけが進みいよいよ私の野外活動も本格的にスタートです。
昨日からは畑の畝づくり。

私も昨年までは不耕起栽培じゃなくてただの自然栽培でした。
不耕起とは、一回作った畝はもう耕さない農業のやり方です。

無農薬はもちろん、無肥料、そして不耕起。
この無肥料が大事。その為の不耕起です。

それがこれ。
普通は畑から雑草をせっせと抜いて外に捨てます。いやほどんとは薬で殺すか…
これとは真逆のやり方です。
大自然の摂理に従えばこうなります。それは、菌を生かすこと。

でも野菜の収穫に何十年も待てないので、少し人間の手で数十年分の時間を早めてあげるだけです。

まず菌床をつくる為に畝底の下に木を敷きます。

 

その上に落ち葉を敷きつめます。

ここで終わってもいいけど、
さらに菌が活性するのを早める為に米ぬかを蒔きます。

しっかりと踏み、全体を馴染ませます。
ここにたっぷりと水をかけるといいのですが、明日雨が降る予定なので今回は省略。

その上に幅90㎝、高さ30㎝~40㎝ほどの畝を作って完成です。
つまり、一般的に作られる畝の下にもう一手間かけてやるんですね。
菌の為の備蓄です。

これで5~6年は菌床から栄養が供給され続けます。
そして菌床の有機物が完全に分解される頃には、菌が勝手に栄養を作り出す環境が土の中で出来上がっています。

だから、不耕起栽培でなければ完全無肥料は難しいのです。
だって耕すという事は、菌の環境をその都度破壊するという事ですから。
何億年も豊かに循環する森を耕してきたのは誰でもない、菌です。

毎年やる事は、この畑に生えて来た雑草や、ここら辺に落ちている枯れ葉を有機たい肥として補充していく程度です。
でも長く不耕起栽培をやっている人が言うには、完全に土の環境が整って来れば雑草もほとんど取る必要がないのだそうです。
というか、不都合な雑草はそれほど生えて来なくなるのだそうです。

でもそれ、
私はまだ知識しかないけど、すごく納得します。
地球の大自然を一番に守ってきたのは雑草ですからね。

ちなみに金の亡者どもが呪文のように唱えるSDGzのCO2削減!!!
こんなアホらしい嘘八百に騙される方も騙される方だけど、1万歩譲ってCO2を削減すれば地球環境が良くなると前提するならば、しないけど、でもするならばです。

木の伐採をすぐにやめるだけではなく、雑草がどこにでも生えている環境を整えて下さい。
雑草が生える環境が大事なのです。

なぜなら

大気のCO2を分解し土の中の菌に酸素と栄養を提供しているのは雑草です。
土の乾燥を防ぎ、森を守っているのは雑草です。
動物にとって欠かせない木々の発育を助けているのは雑草です。
小動物・虫の貴重な食糧となる草花を病気から守っているのは雑草です。

樹木の伐採、コンクリート開発をやめるどころか、SDGzと叫びながら結局は金儲けの事しか考えてないだろ。
助成金が簡単にもらえる方法を知った者が呪文のように唱えているSDGz教。

あのバッチつけてる人で、幽体がきれいな人、未だかつて見た事がない。
まあ、これは私の個人的な見解ですから、もしかしたら日本のどこかには純粋にあのバッチつけて頑張れば地球が守れると信じている人がいるかもしれません。
そう騙されている人が。。

ちょっと脱線してしまいました。
ちょっとブログでは辛口過ぎたかな。

まあ、
「えっ?!SDGzって良いものじゃないの?」と思い込んでいる人には考える良いきっかけになれば幸いです。

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