参考文献
2、日本弁護士連合会(日本国憲法に緊急事態条項「国家緊急権」を創設することに反対する意見書)
今、わたしたちは
時代の岐路に立たされています
「法律は、ややこしくて、分かりづらくて、さっぱり分からない。だから見ても仕方がない。そういうのは政治家が良い具合にやっといてよ。」
こういう人が大半じゃないでしょうか。
その証拠が選挙の投票率です。
これが社会全体を支配する権力者の思うツボだという事に早く気が付いて下さい。
思考停止の庶民を見て、かげで笑っているんですよ。マジで。日本人よ、早く目を覚まして下さい。
政治なんて面倒くさいとか言ってられませんよ。
私たちは今、個人の権利、自由を失うかどうかの岐路に立たされています。
私はこのような方法で分析しています
私はいつもそうですが、意図的に仕掛けられているプロパガンダ(都合の良い報道のみを流すメディアによる洗脳)や偏った世論の先入観を出来る限り頭に入れたくないので、テレビはもちろん、ネットニュースや著名人の情報などを見ずに一次資料(最初の元になっている情報)を自分の目で見て事実を分析します。
今回の場合は、まず日本国憲法改正草案を隅々まで読み、引っかかる所(ありすぎて大変だった)をどんどん抜き出し自分の見解をまとめます。
そして、その一つ一つを詳しく見直し分析していきます。
ここではじめて様々な資料を読み込んでいきますが、客観的に情報を分析する為に必ず賛否両方の意見をしっかりと見ます。
今回は法律の話なので、分析する際の参考にしたのは日本弁護士連合会(日本国憲法に緊急事態条項「国家緊急権」を創設することに反対する意見書)です。
そして、憲法が作られた又は改正された際の時代背景も十分に鑑みなければ真の意図が見えて来ませんので、その分野は「日本で」じゃなく、世界に通用するジャーナリストや専門家の情報が重要です。
日本の常識は世界の非常識という事が多々あるので、日本のメディアに出演する人物・そして報じる情報だけで判断しては決して真実は見えません。
私が感じた「危険性」は、上記の日本弁連も同じく指摘していました。
私が気が付かなかった部分も指摘されていたので改めて気が付いた部分も多々ありました。
上記日本弁連の資料は「緊急事態条項を新たに創設」する事に関しての指摘ですが、
私は、緊急事態条項に合わせて、自民党がまとめた「日本国憲法改正草案」もすべてチェックしました。
そうしたら、緊急事態条項と同じく、出て来る…出て来る。
改めて、本当に、今、国民が権力を本気で監視しないとヤバいですよ。いやマジで。
結論
簡単に分析結果を言います。
その根拠となる解説を入れるととても長くなるので別のところで致します。
これまでの憲法では「個人」を尊重した上で憲法が作られて来ました。
【個人がいて、家族が形成され、その集合体として地域が成り立ち、地域の自治が国を支える。】
つまり、国家の基盤には個人という存在があり、それを最大限に尊重するという気持ちがしっかりと憲法から感じられました。
しかし、今回の改正案では至る所で「個人」という言葉が消されています。
まさに「全体主義」を前面に推し進めようとする意図が見え見えなのです。
たぶん誤解している人も多いと思うので突っ込んで言えば、ここで言っている全体主義とは「日本全体」を考えての全体ではありません。
世界全体としての全体主義です。つまりグローバル社会に見合う日本国憲法にしようという意図が見え見えなのです。
もっと言えば、日本の統治体制を変えたい「何らかの力」が働いているんでしょうって思わざるを得ない内容です。
日本を潰したい日本人がいるなら別ですが…
国家観や文化や自治体の特性を尊重した国作りではなく、世界統一のシステム・価値観によるグローバル化・新自由主義を掲げる超エリート層が動かしやすい国にする為の法改正としか思えないというのが私の見解です。
そして、今回の法改正で間違いなく言えることは、
緊急事態宣言下においては、個人の権利や選択の自由、表現の自由など、際限なく制限される危険を法律で認める事を明記しています。
これまで国や自治体への協力要請に対する国民の参加はあくまで「努力」でしたが、完全に「義務」と明記されています。さらに付け加えるように「…しなければならない」と言い切っています。つまり政府が決めた事には強制的に従わなければならないのです。
長くなるので一旦ここでやめますが、まだまだ、これだけじゃありませんからね。
読めば読むほど戦時中の支配政治に逆戻りするようで危機感しかありません。
こんな条項を誰が認めますか?
広く知られれば大騒ぎになる事を知っているから、こんな大事な法改正の議論が日本で起こらないようにメディア統制しているのです。
政府とメディアは一体です。政府にとってプラスになる報道は何度も行いますが、マイナスになる報道は各局示し合わせたように報道しません。
これがプロパガンダです。
そして、もし国民に反論が起こりそうになった時には、必ず同じ現象を起こします。
それがスピン報道です。
衝撃的な事件や有名人のスキャンダルなどで国民の目を一気に背けさせるのです。
各局が一斉に同じ報道をし始めた時は要注意です。
その裏で何か「重要な法案」が静かに通されようとしている事を疑いましょう。
日本国憲法改正草案(緊急事態条項)に潜む危険性を見抜くには
日本国憲法改正草案には、現行憲法と改正草案が上下に記載されています。
変更または削除または追加になっている個所には線が引かれているので、その部分を注意して見て下さい。
照らし合わせながら、その変更が意図するものを読み取って下さい。
文章になっていない「文脈」や「行間」を読む事も大事です。
そして、日本弁護士連合会(日本国憲法に緊急事態条項「国家緊急権」を創設することに反対する意見書)の意見書を読むと、法律の専門家が指摘する要点がよく分かります。
この二つの資料をもとにじっくりと読んで行けば、誰もがこの改正案の危険性が分かると思います。
私たちの未来がここに書かれているのです。
導信サイト知らない方にもこの情報を共有する為に
導信サイトを知らない方へも見せやすいように文章の一部を編集しPDFにしました。
ご家族や友人との共有にお使い下さい。
自由にダウンロード・コピーしていただいて構いませんがこの書面はあくまで『緊急事態条項』に関する関心を高める為の目的で作成しておりますので執筆者の名はあえて記名しておりません。その旨をご理解の上でご使用下さい。
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