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ある二人の捨て身の抗議

高市早苗・経済安全保障担当相が
自身の進退をかけた捨て身の抗議

BSプライムニュースに出演した高市早苗氏が司会者の質問に対して、真正面からストレートな言葉で真実を述べた。
思わず司会者は数秒間言葉を失い、苦笑いを浮かべながら「高市さん、、、あ、、あ、、ありがとうございます。」という声が漏れた。
最後に高市氏は、「明日クビになったらすいません、ごきげんよう」という言葉を残した。

高市氏が訴えるのは、経済安全保障推進法、スパイ防止法、サイバーセキュリティー、セキュリティー・クリアランスについて。
ここでそれぞれの詳細は言いませんが、担当相になった高市氏は自身の仕事を最大限しようと思う事は至って当たりまえなのですが、実態は何の権限も持たされない名前だけのピエロであったようです。

就任後、高市氏は

「サイバーセキュリティーは経済安全保障の一環だ。『必要な法改正も、私の担当にしてください』と岸田首相に申し上げて、断られてしまった」と言っています。

そして、テレビ内でのその告発の内容は、

『担当相に就任した日に「○○という言葉を出さないでくれ」と言われた』という真実の爆弾発言。

さらに、

『来年の通常国会に提出するとは、口が裂けてもいわないでくれ』

つまり、政府内の指令系統の中には、完全に○○やアメリカに対する何らかのバイアスが働いているという証拠が示されたのです。
そういう事があるのは誰もが知るところなのですが、現役の担当相の口から明言されると改めてその深刻さが分かります。

このニュースは本当はすごい暴露なのですが、政府とズブズブのメディアはいつものごとく絶対に取り上げないでしょうね。

国民にとっては大変意義のある言動ですが、このあと高市氏の立場は容易に想像出来ます。

ごぼうの党党首・奥野氏
花束投げ捨て

もう一つの捨て身の抗議はこの人。

『緊急事態条項・絶対阻止』という大義をかかげ「ごぼうの党」党首として選挙に出た方です。

RIZINで行われた世界王者メイウェザーを招いた日本人とのボクシング戦において、花束贈呈の権利を得た奥野氏がリング状でメイウェザーに対して花束を投げ捨てたようです。
私はその様子を直接見ていませんが、別の政治討論番組の中で奥野氏はその事について話しているのを聞きました。

『炎上するのは分かっていた。
でもこれによってごぼうの党の知名度が上がり「緊急事態条項」の危険を知る人が増えればそれでいい』と。

緊急事態条項に対する危機はまったくその通りで、どんな手を使っても周知させなくてはならないという、気持ち、は重々分かります。
しかし、その為に巻き込まれた、命をかけて戦う選手たち、人生をかけて積み上げて来た大会組織陣営、純粋に神聖な試合を見に来た観客に対して無礼な行動です。
どんなに良い事をやっていても、その手段を選ばないとすれば、それは闇勢力と同じになってしまいます。

逆に、この緊急事態条項を通したい人間たちにとっては、格好の非難材料を与えた事になります。
「とんでもない事をした、こんな無礼な人間が言う言葉なんか信じてはいけない」と言う批判に信ぴょう性を与えたのは奥野氏自身です。自ら墓穴を掘ってしまいました。
大事な事を訴えて来たのですから残念です。

 

奥野氏の行動がどうであれ、
『緊急事態条項』を絶対に通してはいけない!
この事に変わりはありません。

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