Q&A

Q&Aにお答えします


いつもブログ拝見しています。霊的な世界の話、いつも為になり、勉強になります。
今日は、最近疑問になっていることをお聞きしたくメッセージしました。
わたしは3年前に次男を亡くしています。生後4ヶ月だったということもあり、なかなか納骨をしがたく1年そばに置いていました。1年後、周りの身内からは納骨した方がいい、また延ばして納骨しなくてもいいなど色々意見をいただき、悩んだ末納骨したのですが少しの骨をそばに置くことにしました。
しかし最近目にした本で、納骨しないと故人が次のステップにいけない、かわいそうなことだとありました。予定では主人かわたしのどちらかが亡くなった際に一緒に残りの骨を入れようということになっているのですが、やはりそれだと息子のためにならないのでしょうか。ご意見いただければ幸いです。


まずは同じ親として相談者のお気持ちをお察し致します。
私にも生まれる事が出来なかった子が一人います。
※顔を見る事が出来なかったという意味で物理的に生まれなかったと言っていますが、霊的には受胎の瞬間が誕生です。なので正しくは、とても短命の子供が一人いたという事になります。
相談者の文章を見ると、すでにある程度心の整理はついているものと思います。ここに来るまでも様々な葛藤があった事と思います。

それではお答えします。
まず「息子の為にならないのか」という事ですが、遺骨がどこにあるのか次第で息子さんの死後の生活に影響を与える事は決してありません。
遺骨がどこにあるのかよりも、ご両親の心の状態がどうなっているのか、そこが重要です。
霊(息子さん)は、物質的なものではなく、霊的(ここではご両親の感情)なものの影響を受けるからです。
悲しみや自己否定、後悔、不安、喪失感など、霊的波長を低下させてしまう感情が強く残っている場合は、息子さんの霊界の生活にも支障が出ます。
それらの感情を乗り越えられているとすれば、遺骨の問題は関係ありません。
ただ、ここであえて申し上げますと、息子さんの霊界での生活を応援するくらいの気持ちになっているとすれば、逆に遺骨に対しての想い、執着はなくなっていきます。
いずれ、地球の物質的要素で作られた(地球から借りた)肉体は、人間の手元に保管するのではなく地球に返す事が自然な事だと思えるはずです。

遺骨に息子さんが宿るものではありません。遺骨のそばに息子さんがいるわけでもありません。
ご両親の心に息子さんは感応し、寄り添い、その心と共に息子さんは霊界で生きるのです。
肉体から魂が離れた以上、肉体(骨も含め)には何の意味もありません。
遺骨をそばに置きたい情緒的な感情は理解していますが、霊的事実を申せば肉体は生命を持たない魂の抜け殻です。息子さんの生命、魂はすでに霊界で生き生きと活発に活動しています。
だから、ご家族も地球で生き生きと活発に活動なさって下さい。
それが息子さんと本当の意味で繋がるという事です。少なくても、それが息子さんにとって一番幸せな事です。

息子さんのご冥福、そしてご家族の心穏やかな日々を祈念しております。

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