ここ最近、除夜の鐘を突くお寺が少なくなってきたようです。
その理由は、近所の苦情。だそうです。
夜中に鐘の音がうるさいという声にお寺が自粛しているのですね。
俗に言うクレーマーはいつの時代もどこにでもいるものです。
クレーマーは、クレームをつけることが目的なのでその対象は何でもいいのです。
そんな声に耳を傾ける世間の風潮は良くありません。
そういう風潮を許せば、世間は「言った者勝ち」の世の中になります。
本来、人に生きる道を説くはずの寺(僧侶)が、俗世界に翻弄されてはいけない。
まあ、しょうがないか。そのレベルだから。
日本全国で同時に鳴らされる除夜の鐘は、日本の国全体を除霊・浄化してることを知ってください。
108突く理由はいろいろ言われていますが、私の解釈は1年間の節目の数だけ突き1年分の除霊・浄化を行うということです。
もともと○○の儀式なので、古代○○の暦の数え方に由来し108となっています。
それは、さほど重要ではないとして、なぜ「除夜の鐘」というのかです。
その意味は、1年分の除霊・浄化する夜だから「除夜」なのです。
日本という国がこれまで豊かに守られてきた理由には、こういった神仏の儀式をしっかりと守り繋いできたからです。
こういう神仏と繋がる儀式を廃止する動きが盛んになっているのは、それを望んでいる何らかの存在があるからです。
ものごとには必ず理由と原因があることはすべての人が知っているでしょう。
日本を護ってきた結界を壊したい悪霊がいます。
外国から日本を狙う悪霊も悪人も、手ぐすね引いて待ち構えています。危機感を持たなければなりません。
特に宗教家がそのことを理解し、宗教宗派問わず、日本の結界をそれぞれが強化することをやらなければなりません。
ここでそれを言っても仕方がありませんが、
読者の皆さんは除夜の鐘の意味について理解していただいたと思います。
鐘の音が聞こえたら、日本が除霊・浄化していくイメージをもって聞いてみてください。心も洗われるはずです。
すでに近所で鐘の音を聞くことが出来ない人は、テレビやラジオで聞かれるのもいいでしょう。
導信オンラインで流すといいかもしれませんね。考えてみましょうか。
何はともあれ、古くから長く続く習慣には意味があるということです。