ブログ一覧

優しさが仇になる

子供を心配する母親が四六時中「あなた大丈夫?」「本当に大丈夫?」「何かあるんじゃない?」などと心配の声をかけます。
子供が大丈夫と言っても納得いきません。
「いや、何かあるはずだ」と勝手に頼まれていない心配をします。
一見、優しい母親に見えますがそれは違います。
子供ではなく、自分が不安で心配だからその様に心配性になるのです。
子供を気遣っている様に見えますが、実は自分の感情に振り回されているのです。

これは良くありません。
その人の不安を引き出すからです。
また、言霊の波長が現実をつくるからです。

現にこの様な事がありました。

相談者の母親は、子供が過去に受けたいじめが忘れられず心配でならないと言います。
学校から子供が帰ると心配のあまり「大丈夫?いじめれられてない?」と聞いてしまうそうです。
子供の方はもうすっかり気持ちも切り替わっていて、楽しい学校生活を送っています。
その時に問題だったのは、子供は前向きに頑張っていてとても良いエナジーなのですが、母親のマイナス思考と心配性のマイナスのエナジーが子供のエナジーを汚してしまっていたのです。
きれいな水に、一滴ずつ泥水を入れている状態でした。

その事を伝え、もうマイナスの言葉は子供にぶつけない事を約束して帰ってもらいました。

これは子育てを例えに出しましたが、友人でも職場でも同じです。
問題はどこにでも転がっています。
不安も、不満も、探したらなんだって見つかります。
それを無視して前向きに生きる事が大事なのに、いちいち取り上げてしまっては心豊かに生きる事など出来ません。

プラスを引き出す事は大歓迎ですが、マイナスを引き出す事の無い様に自分の言葉に気を付けてみましょう。

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事一覧

PAGE TOP
ログイン 会員登録について
会員登録について