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児童虐待死(1)

何度も繰り返す児童虐待死。

助かるはずの小さな命がまた失われてしまいました。

今回亡くなった千葉県女の子の場合、虐待死させた父親はもちろん、「止めても逆ギレされるから」と見て見ぬ振りをした母親、相談を受け事実関係が明らかになっているにも関わらず保護を怠った児童相談所、つまりこの女の子の周囲の大人達全員が間接的に虐待死に荷担した事と同じです。

厳しいかもしれませんが状況を耳にしていた人全員にカルマが発生します。それは事実です。

特に児童相談所の社会的責任が大きいと思います。

現在の日本の体制では地域の行政によって大きく対応が変わるので、命の保護も「運次第」と思われても仕方が無いかもしれません。

現在、都道府県の半数近くは行政改革を行い児童相談所と警察や病院が連携し社会全体で子供を守る体制をつくり始めています。

逆に言えば、これほどの事件が頻発しているにも関わらず、まだ半数の都道府県が連携を拒んでいます。

その理由は、事細かくここで説明は出来ませんので各自興味をもって事実を調べて欲しいと思いますが、端的に結論だけ言います。

「余計な仕事が増えるから」です。

もう一つ確信に迫る理由を言います。「外部の目が入ってしまう」からです。

行政の強力な縦割り社会が壊れない理由はこれです。左右との連携はイコール自分達の内部が外部の目にさらされてしまう事でもあります。

与えられた以上の理念ある仕事をするには情熱が必要です。

小さな命を守ることに対して「情熱」が持てる日本国民になりたい、なって欲しい、ならなければならない、と思います。

少し長くなったので一端ここで切り上げます。

次回は私たちが間接的に出来る事について続けたいと思います。

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