運命と宿命

人生の周期は人によってパターンがあります。

大まかな周期は占いなどに用いる統計学を参考にする事は出来ますが、個人の持つ人生周期とは一定のパターンを持っていないので型にはめる事は出来ません。

それを知る方法は、これまでの人生の出来事を振り返り、そこに共通するパターンを見つける事です。

人間関係、金銭トラブル、病気、成功、出逢い、感動、それぞれに何かしらのパターンは存在するものです。

人に共通する大きなパターンは二つあります。

予め決めておいた「宿命」が顕著に表われる人生の前半期、私はこれを「宿命期」と呼んでいます。

前世から引き継いでいる自分の課題を重点的に学ぶ時期です。

そして、おおよそ42歳を境に始まる「後半期」です。私は「運命期」と呼びます。

運命期は予め想定している宿命から学んでいくのと違い、自らの生き方を通して学んでいきます。

つまり、自分次第で学びの質も方法もどんどん変わっていきます。

特に運命期に入っている人は、学びの自由意志が多く許されている分、責任も伴う事も忘れてはいけません。