日本人の「食」の意識を変えなきゃ日本の農業は滅びる

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昨日は導信活動ではありませんでしたが、食の安全をテーマにした講習会に多くの方がご参加下さいました。ありがとうございました。
県外からの導信会員さんも何人かいらしてましたね。遠くからありがとうございます。

そして昨日は嬉しい出逢いもありました。
安心して食べられる自然栽培の農業でがんばりたいという30代の若い女性の生産者さんです。お母さんと一緒に来てくれました。
実はこのお母さんのお姉さんとも面識があり、お姉さんはがんで亡くなりましたが、旅立つ直前に私は病室にお邪魔し一緒にエンディングノート作りをお手伝いさせてもらった想い出のある方です。
心の美しい、素晴らしい方でした。
この方が引き寄せた新しいご縁です。笑顔の彼女が目に浮かびます。

来年から私は「日本の農業を守る」活動を本格的に始めようと思っております。

今日は少し長くなりますが、とても大切な農業についてお話ししますのでぜひ最後まで読んで頂ければと思います。

この国を栄えさえて来たのは「農業」です。
(文脈上、この農業には漁業や畜産などの生産者のすべてを含むものと読んで下さい)

戦乱の時代、全国の武将たちは国力を米で表しました。加賀百万石など、その国の豊かさを一石(いっこく)という単位で表していました。
ちなみに一石は米俵一つ玄米で180リットルです。

たとえば戦国時代ですから、国力を鉄砲で示しても良かった訳です。一砲(いっぽう)二砲(にほう)とか。
でも米で示しました。
どんなに武力を持っていても、どんなに優れた武将がいても、そのすべてを支えるのが「食」です。
まさに「食は命」そのものです。
この命を支える最前線にいるのが生産者です。

農業はまさに一次産業の要です。
農家は野菜を作っているのではありません。
農家は日本の未来を創造しているのです。めちゃくちゃクリエイティブな仕事なのです。
そんな農業という仕事を日本の国は大切に守るどころか、まったく蔑ろにしています。
例えばアメリカでは農家への所得補償を徹底的に行っています。実質100%近くの補助金を準備しています。
国力はまさに農業にあると知っているからです。
日本はどうでしょうか?
農家への直接の所得補償はゼロです。

ここで様々な根拠は示しませんが、日本人が食べるものは全部外国からの輸入品を買え!というアメリカと中国の圧力に完全に屈しています。
もし日本で農業をやらせるなら、アメリカの特許がかかっている種と肥料と農薬を使ってやれ!という事です。
現に政府も農協も外国産のものを推奨している始末です。
自分たちで勝手に自家採取する事は許さない!という金儲けしか考えていない食料メジャーの圧力によって、日本の法律まで変えさせられました。

種苗法改正、種子法改正です。

日本の伝統的な農業を守ろうとする人たちが今存続の危機に立たされています。
先祖たちが命をかけて開拓し守り残してくれた美しい山、里、川、土、そして種。
この美しい日本を汚すまいと自然と共生し循環する農業を行う人たちが排除されようとしています。
先祖から受け継いできた種を取り、自分の畑で自家採取した場合、国際法違反で訴えられる法律が制定されてしまったのです。
訴えられた場合、10年以下の懲役または億単位の罰金がかせられる可能性があります。
現に世界では裁判が起きています。

おかしくないですか?
なんで日本人が日本の農地で日本固有の作物を自家採取しちゃならんのよ。
それをなんで外国の企業が支配するのよ。

世界のグローバル企業たちは、「金もうけ」の事しか考えていません。
その結果、その国の農業がどうなろうとまったく関係ないのです。
使い物にならなくなったら捨てるだけです。
現に、世界中で農業が完全に解体されもう自分の国では食べ物をつくることすら出来なくなった国も多くあるのです。
今、日本がその危機に直面しています。
遠い未来の話をしているのではありません。もう直面しているのです。

皆さん、意識を変えて下さい。
今日スーパーに行ったら、このように見て下さい。
目の前には溢れんばかりの商品が並んでいますね。一歩引いて全体を眺めて下さい。
その中で、完全に国産でつくられた商品だけを残しますとこうなります。

牛肉、89%消えます。
豚肉、94%消えます。
鶏卵、88%消えます。
小麦製品、85%消えます。
豆類、92%消えます。
大豆製品、94%消えます。
野菜類、96%消えます。
(これは肥料の国内自給率が4%という理由で)

さて、皆さんの目の前にはどれだけの商品が残った景色が広がっているでしょうか。
しっかり想像力を働かせて下さい。
それが私たちの命を支えるこの国の実態です。

農業を守る事は、国の未来を守る事とイコールです。

今日、街で見かける人々の笑顔を見て下さい。
お母さんの腕に抱かれた小さな赤ちゃんを見て下さい。
厳しい時代を頑張って生きて来た腰の曲がったおじいちゃん、おばあちゃんを見て下さい。
明るい未来を信じ、一所懸命に汗を流し生きている少年少女たちを見て下さい。

そのすべての命を支えているのが「食」です。
その食を作っているのが生産者たちです。

「食」を金儲けの手段としか考えていないグローバル企業の食べ物には、大量の農薬・添加物が使用されています。
(ここでは詳しい資料は出しませんがすべて根拠のある話をしています)
パッケージは美しいです。良い事ばかり宣伝されています。しかし彼らは購入する日本人関心など一切ありません。日本人出すお金にしか興味はないのです。

日本の生産者はどうでしょうか?

毎日畑で何を想い土を耕すのでしょうか。
私の知っている生産者は、例外なく「みんなに安心して美味しい野菜を食べて欲しい」という想いで作っています。
子供たちの健やかな成長を願い、真っ黒になりながら野菜を作っています。
誰に褒められることなく、誰に知られる事なく、それでも毎日毎日、朝早くから暗くなるまで「良い作物を作ろう、喜んでもらえる作物を作ろう」と畑で汗を流します。
こういう人たちが一番目立たないところで、静かに、この日本を支えて来たのです。

私は、こういう人たち、特に農業でがんばる若い人たちが主役になれる世の中にしたいと真剣に考えています。
そこから日本の未来にも貢献できると考えています。

日本の伝統農業、自然農業に光をあてる。
必ずやります。

全国の志ある若い生産者を守るのは私たち消費者です。
その方法は簡単です。
外国物を買わない。国産品を買う。
地元生産者の顔が見えるものを買う。

買い物が不便かもしれません。
少し高いかもしれません。
その手間がすべて、畑で汗を流す日本の生産者へのエールとなるのです。
と同時に、自分や家族の健康を守るのです。

この美しい日本の田園風景を金もうけに破壊されてたまるか!
多くの先祖たちが守ってきた日本を私たちの代で破壊する訳にはいかない。
未来の子供たちにこの自然を残していかなければならない。そこにいる子供たちは、今の私たちを見ているのです。

この日本の土地を守っているのが農業です。

守りましょう。
私たちの力で日本の食を守りましょう。

日本人は「食」への意識、変えなきゃなりません。
この記事を多くの方に知ってもらいましょう。

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