家族関係

子育て

今朝、出張へ向かう駅のホームで学生の団体を見かけました。
高校生だから15、16歳くらいかな。
彼らは今、胸に様々な葛藤を抱え日々過ごしていることでしょう。
魂の修行に出掛けてきた私たち人間は、15歳を境に魂が自律を自覚するようにプログラムして来ています。
時期が来ると自律心のスイッチが入る訳です。
親元から旅立つ準備を始めるのです。
そのスイッチが入った典型的なサインは「反抗」です。
これまで、ただ居るだけで安心を覚えた親の存在がウザくなってくるのです。
でも、それが自律への第一歩です。
自らの魂の修行を全うする為には、楽できる場所から少し離れてみなければなりません。

ここで大切な事は、その一見反抗と思える「自律心」を上手に親が受け止めてあげる事です。
頭ごなしに反抗を責めてはダメです。
子供の自律心を踏みにじってしまいます。
しかし、ただただ放免してもダメです。
ただのわがままなお子ちゃまに育ててしまいます。

子供には、まだまだ自分の感情をコントロールする事が出来ません。
そこで親の手助けが必要になるのです。
ある程度は聞き流してあげる。
ただし、それぞれの家庭で決めたルールの一線は決して越えさせない。
そういう「ケジメ」を親が毅然とした態度で示す事が、逆に子供に深い安心感を与える事になります。
この事において、お母さんとお父さんの連携プレイがとても重要です。
シングルの家庭であれば、お母さん、あるいはお父さんがその両方を演じなければなりません。

子育ては、日本の未来を育てている事です。
みんなで誇りを持って子育てがんばりましょう。

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