ブログ一覧

2016/05/10

中学生二人が手を繋ぎ電車に飛び込み亡くなりました。
朝はいつも通り朝食を食べ、「いってきます」と言って家を出たそうです。
それが最後の姿になろうとは、親御さんの気持ちを考えると切ない限りです。

一方、同じ年頃の女の子が母親を殺害しました。
なぜこの様な事が起きてしまったのでしょう。

先の二人についてはまだ情報が伝わってきませんが、後の女子については子育て中の家庭ではどこでも有り得る出来事だと考えた方がいいでしょう。

殺害された母親は教育熱心だったという事ですが、それを強要された子供に逃げ道が無かったのでしょう。
精神的に追い詰められた子供は、自分を守るためには母親を殺す以外に方法は無いと思い込んでしまったのでしょう。

母親にすれば、子供の将来を案じて過剰になってしまったのかもしれません。
その気持ちは親として十分理解できますが、当の本人である子供の気持ちはないがしろにされてしまったのでしょう。

子育てにおいて大切なのは、常に「逃げ道」を作っておく事です。
選択肢を残し、最終的には本人に決めさせなければいけません。

親子であっても魂はまったく別人格です。
それぞれに歩むべき宿命を持って生まれましたので、別の人生を強要されると魂は拒絶するのです。
頭では親を慕い感謝していても、魂は良しとせず自分らしい道に引き戻そうとします。
それがこの様に極端な選択肢しか残っていない状況を作らない様に、まだ精神的に幼い子供には「逃げ道」が必要です。

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事一覧

PAGE TOP
ログイン 会員登録について
会員登録について