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恐怖信仰は日本にもまだ蔓延っている

前回のブログで宗教が人の生活を苦しめている、というニュースを取り上げましたが、あの後に思い出したことがありました。
以前相談されたことがあったので、配信しておきます。
思い当たる人は参考にしてください。

「住職に言われた通りにしないと先祖が浮かばれない」という恐怖心を煽られてお金を取られている人に言います。
どんな理屈をもっともらしく並べようと、お金で死者の生活が変わることは、

ありません。

神は人霊ではありません。仏は人霊です。ですから根本的に違うので一緒に語ることは出来ませんが、仏教やキリスト教などすべての宗教を前提に話をしたいので、ここでは分かりやすく神仏と言っておきますが。
神仏は、愛と叡智のエネルギーの源です。
私、導信も少しだけ愛を持っていると自負しておりますが、私が持っている愛と叡智など砂漠の砂の一粒にも満たないレベルの愛と叡智です。
そういう存在だということを、よくよく考えてみてください。
あなたに「戒名はOO万だ、もっと出さないと先祖が浮かばれない」などと言う人間と共に生きていると思いますか?
神仏の名を語ったビジネスに
肩書や職業、服装は関係ありません。肉体を持っている以上、人間は人間です。

▢お布施が少ないとあからさまに不機嫌になる。
▢戒名の位(金額次第)で先祖がどうのこうのと理屈を並べる。
▢檀家を抜ける人に手のひらを反すように冷たくする。
▢羽振りのいい檀家にはへこへこと諂(へつら)う。

そんな人間と愛と叡智の神仏が一心同体だと思いますか?
冷静に考えたら分かることです。

2020年は見直しの年!
そう言いましたね。
先祖供養の在り方もまた見直す対象の一つです。

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