スピリチュアル

感謝

今週のメッセージ
『感謝するべき対象とは』

自分にとってありがたい事が起きた時には誰もが感謝する気持ちを持てるものです。
自分にはありがたいと思えない試練に対して感謝出来るかどうか、それは霊的真理の知識があるか否かにかかっていると言えます。
人は感謝する事によって魂を成長させていきます。
感謝の気持ちが豊かな人は成長も早い。感謝の気持ちが薄い人の成長は遅いものです。

さて、今日のメッセージである「感謝」については一般的な感謝の捉え方ではなく、霊的真理で感謝とはどういうものなのかをお話します。
霊的真理の理解がまだ初歩の方にとっては少し理解しずらいお話しかもしれません。

今日のポイントは「感謝を誰に対してするのか」という事です。
霊的真理におけるすべての感謝の対象は「大霊」にあります。
その理由はとてもシンプルです。
あなたに対する誰かの援助も、守護霊の導きも、最終的にはそれを許した大霊があって成された行為だからです。
愛の元は大霊です。

この事は、スピリチュアリズムを提言した高級霊も、イエスキリスト自身もはっきりと言及しています。
格式の高い高級霊になるほど、この事へのこだわりは強くなります。
人類を救う高級霊たちが人間から感謝の言葉をもらった際にも、
「私に感謝する必要はない。すべての感謝は大霊に向けられるべき。」と言い、自分への感謝は受け取りません。
感謝を受け取る資格があるかどうか、その判断についてはさらに深い真理になるのでここでは触れません。

ここに霊格の違いを見る事が出来ます。
まだまだ自我を滅却出来ない私は、自分への感謝を求める気持ちがあります。他人に自分を評価してもらいたい気持ちがあります。
この事が私自身まだその程度の霊格だという証明です。

「大霊に感謝」と言われても、やはり目の前の人に対する感謝の気持ちの方がリアリティがあるという方がほとんどだと思います。
それを踏まえ、
まだ魂の未発達な霊である私たちが理解できるように言い換えます。

まずはじめに、すべての生命の大元であり、すべての創造の中心である大霊に感謝しましょう。
次に、大霊の意思を権現する高級霊たちに感謝しましょう。
次に、高級霊たちの指示を忠実に遂行する守護霊たちに感謝しましょう。
次に、守護霊たちの導きによって遣わされた隣人に感謝しましょう。

この感謝の意味を理解する人は自分が生かされている事を真に理解した人です。
その人は、どこまでも謙虚な人であり、人生の喜びを知る人です。

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