聖火リレーの辞退が相次いでいます。
当然です。
「何かおかしい」と感じた著名人たちは、自分のキャリアよりも気持ちを優先したのでしょう。
さて、「どんな状況でもオリンピックを中止も延期もしない理由」を言いましょう。
1、中止を決定するまでは、オリンピック委員会の役員は給料をもらい続けられるから。
2、IOCに歯向かえない、それは権力とお金には歯向かわない主義だから。
いないとは思うけど、オリンピック委員会関係者がいたらごめんなさい。
私には、この二つしか思い当たらないからハッキリ言わせてもらいます。
1、について。
もし誰かが最初に「現実は中止の方がいいと思います。」なんて言ったら、他の関係者から相当白い目で見られる…どころか、恨まれるかもね。
なんでか?
給料の額知ってますか?
もらう人で毎月200万円くらいはもらうようです。
金額は百何十万、数十万、人それぞれですが、いずれにせよ、検討中…のうちはもらい続けられる訳です。
それ、税金が入ってますからね。
2、について。
今回コロナがあったおかげで改めてIOCの事を知りました。
スポンサー広告収入で稼ぐ、ただの民間広告代理店ですね。
今年それを知るまでは、国際的に中立を保つ協会、もしくは人権団体と思っていました。
大間違いでした。
スポンサーの意向のままに動く普通の民間企業でした。
でも、これについては何も悪い訳ではありませんので否定している訳ではありません。
ただ、私が勝手に買いかぶり過ぎていただけなので、勝手にがっかりしているだけです。
平和、人権、平等、そんなキャッチフレーズを使っているので、それを鵜呑みにしていました。
人生をかけて頑張っているアスリートの皆さんがかわいそうと思ってしまいます。
選手の多くも知らないんじゃないかな。
オリンピックは選手たちが主役のはずですが、現実はスポンサーとIOCを中心に回っています。
これじゃ、日本のスポーツ業界で不祥事が後を絶たないのも納得です。
選手たちには同情しますが、この状況でも無理やりオリンピックを開催する意味はどこにあるのでしょうか。
平等の精神?
いえいえ、予選すら出られない選手たちが大勢います。
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