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「自然農、ダーチャ、自給自足」に興味のある方へ

今日のブログは『自然農』についてです。

とは言っても、霊的真理に直結した話です。
自然農の中に宇宙があります。森羅万象のすべての仕組みが凝縮されています。

理屈抜きで体で霊的真理を身に付けていく最も簡単な方法かもしれません。
農業にはすべての学問が詰まっています。
数学、理科、社会、歴史、生物、漢方、天文、気象、心理、地政学、医学、量子力学など、
畑はあらゆる智慧を学ぶ学校です。

農業で霊的価値観が育まれて行く過程をここで説明をするのは無理ですが、論より実践で自分の手で土をつくり、種を蒔き、野菜を一つ育てればこの意味が理解出来ます。

自然農で野菜作りを成功させる為の絶対条件が一つあります。
自然と共生できるかどうかです。
自然の仕組みに自分を合わせていけるか、つまり「調和」です。

自然とは目に見える草や木だけではありません。
それらに命を与えている水、空気、微生物たちも命と捉えなければ自然農は出来ません。
でも日本の99%の慣行農業の生産者はその微生物や虫を毎日殺しています。
物質的価値観で生きる彼らは、それをいくら殺しても罪悪感は芽生えません。
目に見えない、声も聞こえない、そんな存在は生きているという感覚を持っていないからです。

でも仕方がないのです。
彼らは何も知らないのです。この地球が目に見えないもので支えられ生かされているという事にまで考えが及ばないのです。
どうやって楽するか、効率よく利益を上げるか、その事で頭はいっぱいです。
皮肉を言っている訳ではありません。本当に何も知らないだけなので、彼らを個人攻撃するつもりはありません。
でも気付かせる努力は必要です。地球の為に。

イエスキリストも最後に言いました。
「神よ、彼らを許したまえ。彼らは自分が何をしているのか知らないだけなのです」と。
自分を拷問し、殺そうとしている彼らに慈悲を求めました。

少し次元の大きい例えになってしまいましたが、知らない彼らをむやみに攻撃してはいけないという事です。
ただし「知らないという罪」もある事は霊的真理を学ぶ人は知っています。
誰でも知ろうと思えば知れるものに対して無知というのは、「知ろうとしない」自由を行使しているに過ぎません。
だから厳しい事を言っているのではなく、自由には必ず責任が伴うという原理原則を言っているだけです。

話しを戻しますね。

すでに皆さんは承知ですが、食糧危機はこれから来るのではなく、もうすでに来ています。
食べ続けたら病気になる事が明らかになっている食品が山積みで売られている現状、そしてそれを公然と隠している現状を食糧危機と言わずに何と言うのでしょうか。
もちろん、陳列棚から食品が消える食糧危機も来ると想定しておくべきでしょう。

【危機管理の鉄則】
最悪を想定し最善を尽くせ!

これが現実です。
そんな時代に心豊かに生きる方法は何だと思いますか?

もうお分かりですね。
自給力をつける事です。
食べるものを自給出来ずに本当の自律は無い!
一生誰かに、何かに依存し続けなければ生きてさえ行けません。
生き方や考え方の以前の問題です。

現在の職業は何であれ、自分の食べるものを自給する事は、心豊かに心穏やかに生きる為に欠かす事が出来ないこれからのライフスタイルに必ずなります。

農業は職業ではなく、どんな職業の人にとっても心豊かに生きる上で欠かす事の出来ないライフスタイルになる事を覚えておきましょう。

ロシア国民が過去何度か経験した国家危機を餓死者を出さずに乗り越えたのはまさにこれです。
国民みんなが自分の自給をしながら社会生活を送る「ダーチャ」です。

ダーチャは心を豊かにします。

①危機への備えが常にあるという安心感が心を安定させます。
②自然と共生する日々の暮らしの中で肉体も魂も健全になります。
③週末ごとに自然の中に身を置くことで霊的波長を常に整えておく事が出来ます。自然霊との繋がりを強化します。
④自然農を通して、人間も森羅万象の一部だという事を体感し、その価値観で生きられるようになります。
⑤同じ価値観を共有するダーチュニク(ダーチャを行う人を言う)の仲間たちとのコミュニティが生まれます。

自給する喜びがまさにここにあるのだと思います。

今私はそのような生活をしています。
この豊かさを多くの人にも味わってもらいたいと思っています。

昨日のブログでも少し触れましたが、もうすぐダーチャ仲間を募集します。
農業者の資格がないと農地は取得出来ません。その新規就農の資格を取るのも国が「させたくない」としか思えないほど面倒です。
だからまず私が農業者となり自然農に適した農地を購入しました。
そこで一般の方でも思う存分自然農を満喫出来るようにとの想いで貸し農園の環境を整えています。
ここではその都度アドバイスをしながらサポートしていきますので、まったくの初心者でも初年度から十分に収穫してもらえると思います。

興味のある方は来年の春からダーチュニクになる心の準備(^^)を始めておいて下さいね。
今年の秋10月以降から来年に向けての土づくりを始めます。
説明会もやりますのでご案内をお待ち下さい。

という事で、今日は自然農についてのブログでしたが、自然農を実践すると本当に自然との共生を体感しながら学ぶ事が出来ます。
ぜひ子供たちにも参加して欲しいですね。貴重な人生学習になるはずです。

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