自分自身

仏陀‐ブッダ‐の生き方から見る霊的真理

今週のメッセージ
『仏陀の生き方から見る霊的真理』

今週のメッセージは、日本ではお釈迦様として馴染みのある仏陀の生涯から霊的真理を学んでいきたいと思います。

仏陀は若い時、自分の頭に入り込んでくる邪念と日々戦っていました。
邪念と言うのは人間の煩悩です。煩悩を違う言い方をすれば執着とも言えます。
どの煩悩が強いのかは人それぞれに違います。
色欲、物欲、支配欲、虚栄心、依存症などその人のまだ魂が磨かれていない部分に強く執着が現れます

食欲なども煩悩の内に入りますが、生きる為に必要な事でもあるので「行き過ぎた食欲」という補足が必要です。霊的に言えば一般的に美食・グルメと言われるものが行き過ぎた食欲と言えます。しかしこれはどのレベルの霊格を見るかによって変わって来ます。

この食欲については、今後世界を襲う食料危機の時代を考えても重要な修行テーマです。
生きる為に食べる事は大切ですが、煩悩を満たす為に「貪り食べる」貪食は控えるべきです。
体に取り込む食物は魂にも影響を与えます。自然が育んだ質の良い食物≪天使の食物≫を積極的に摂り入れ、「今だけ・金だけ・自分だけ」集団が作った≪悪魔の食物≫を体に取り込むのは避けましょう。

仏陀は自身の煩悩を滅却する為の長年の修行の末に悟った事は、難行苦行によって煩悩を滅却する事は出来ないという悟りです。
そしてこの世のすべてが無常であるという境地に至りました。
ここでいう無常というのは「虚無」の事ではありません。あらゆる物事は常に変化し続けるのだから目の前のあらゆる物事に囚われてはいけないという悟りです。
すべてが「通りすがり」という事です。
人生に悩むという事は、通りすがりの人を見て悩む事であり、明日には消えてなくなる物事に心を痛める事だという事です。
まさに霊的真理ですね。

時代が進み、現在の私たちはこの悟りをもっと深く理解しています。
霊的真理を学ぶ人は「物事の変化はすべて自分自身が原因となっている」事を理解しています。

仏陀と同様、私たちすべての人間の人生の目標は、人生のあらゆる出来事に対して「悩まない」自分をつくる事です。
悩みの無い人生を生きるのが正解ではなく、悩まない人生を歩む為に私たちは様々な経験と学びを通して魂を鍛えているのです。

もう一つ仏陀から学ぶべき事は「奉仕」です。

仏陀は、自分の悟りを通して同じように悩み苦しむ人々を救いたいと死の間際まで説法を続けました。
説法と言えば難しく聞こえますが、導信サイトで学ぶ皆さんはすでに同じ事が出来ます。
皆さんが学んだ霊的真理をまだ知らない人に教えるのです。

イエスキリストも同じく生涯を説法に費やした人物ですが、神の奇跡を知らしめるため様々な奇跡を群衆の前で見せるデモンストレーションも行いました。

イエスキリストのマネは出来なくても、仏陀と同じ事は私たちにも出来ます。
霊的真理の普及は神の国・善霊界で計画された人類を救う為のプロジェクトです。そしてこのプロジェクトに身を捧げる霊(人間)を求めています。
闇の蔓延るこの地球で、善霊と共に生きる覚悟をもった霊(人間)を探しているのです。

あなたは小さな大霊です。
あなたの魂の中には大霊の種子が眠っています。
あなたの行動によって、この種子は目を覚まし大霊の花を咲かせます。
その時、あなたはまさに大霊と一体となるのです。

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